150124 「表現の自由」以前

 表現の自由に対するもっとも卑劣な形のテロ行為である。パリにある風刺週刊紙
「シャルリエブド」の本社に押し入った男らが銃を乱射、記者や漫画家、警察官ら
12人を殺害した。 ・・・中略・・・・ 風刺画に悪意が込められていたとしても、
表現の自由は侵すことのできない民主主義の基本的な価値である。       
 http://www.nikkei.com/article/DGXKZO81746480Z00C15A1EA1000/
  、1月21日 Web刊 より引用                     
                          

パリの風刺週刊紙「シャルリエブド」本社のテロ襲撃事件に対しては      
    表現の自由への卑劣な侵犯として 国際的に強い非難が巻き起こっている.
パリでは各国の首脳も参加した160万人が、仏全土では360万人の抗議デモが行われた.
テロにしろ国家紛争にしろ、暴力に訴えた解決方法は最も非人道的であり、当然の反応だ.

しかし 人権尊重や人類平等の立場から、言論や表現にも一定の節度が求められる.
例えば弱者への配慮が不可欠だし、異文化への無知な誹謗や揶揄があってはならない.
特に、対象者に故なき苦痛を与えるような暴力的表現は厳に慎まなければならない.

その意味で「シャルリエブド」の一連の風刺画は、恐ろしく低劣で暴力的である. 
  それは、思わず目を背けたくなるほど醜悪で悪意に満ちた異文化攻撃であり、    
        とてもではないが、表現の自由の観点から擁護すきような代物ではない.

だから、「我々はシャルリ」などと主張する仏デモ参加者の表情は、      
             新大久保のヘイトスピーチ参加者のそれに劣らぬ無知と偏見に満ちている.

彼らは、フランス共和国の標語は「自由、平等、友愛」だと主張する.
しかしそれは、フランス社会、もしくは白人社会に限定された標語であり     
       彼らより一段劣ったカラードには無縁のものと考えているらしい.

「日本人は黄色い野猿、欧州から駆除すべし」と公言してはばからない仏首相がいた.
イスラム系移民に、フランスに居たいなら自国の文化を放棄すべしと強制したりする.
アフリカや南太平洋の植民地で、現住民の人権や健康など意にも介せず 、    
           水爆を含む二百数十回の核実験を強行したのもフランス人だ.

そこで、われわれカラードからも一言いわせていただこう.
「鼻持ちならない白人至上主義や中華思想を捨て去らない限り、         
          フランス人に、自由、平等、友愛を主張する資格などない」と.
 


写真引用先 左:http://www.swissinfo.ch/jpn/  右;http://iwj.co.jp/wj/open/archives/62997

                 
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