150208 天気予報に見るNHKの官僚体質

 5日は東北から西日本の広い範囲で雪や雨が予想され、関東では平野部でも
雪の積もるおそれがある。(中略)6日朝までに予想される雪の量は、多い所
で、関東の北部山沿いで20センチ、南部山沿いでは15センチ、平野部では
10センチとなっている。スリップ事故や歩行中の転倒など十分な注意が必要
http://www.news24.jp/articles/2015/02/05/07268625.html
日テレNews < 2015年2月5日 7:02 >より            
                   
                          

 今に始まったことではないが、ニュース番組などに見えるNHKの官僚体質にはうんざりする.
「官僚体質」とは、民営であるにもかかわらず、顧客心理や市場原理を無視している体質のこと
である. つまり、視聴者という顧客の立場に立って 必要な情報を収集し提供するのではなく、
自分たちやその関係団体に都合の良いように情報を選択し修飾し、顧客に提供する体質である.

 最近も、こんな事例があった.                             
 2月5日(木曜日)の夜は低気圧が関東南岸を通過するため、首都圏にもかなりの積雪がある
との予報が前日からあり、翌6日の外出を控えていた筆者はかなり気を揉んでいたいた.   

 しかし午後4時過ぎ、TBSラジオのディキャッチで、女性お天気キャスターが「予報がはずれ
雪の心配はなくなりました」と恐縮気味に報じたのでほっとした. そして、午後5時半頃のTBS
テレビお天気の目でも、男性お天気キャスターが「もう降らないでしょう.気象庁の大雪注意報
も解除されました」と言ったのでヤレヤレの思いであった.                

 ところが、である. NHKのゆうどきネットワークで恐るべき天気予報が伝えられたのだ. 
6時前の天気コーナーで、専任の男性お天気キャスターが 夜間の降雪予想のコンピューターグ
ラフィックを示しつつ、「今夜は断続的に雪が降り続いて 一定の積雪があります」と断定した
のである. その直前、JR八王子駅前からの中継で、「雪はだいぶ前に雨に変り、その雨も既に
止んだ」とレポートがあったのにである. そして番組の締めくくりで担当の男性アナウンサー
が、したり顔で「雪は今からです」とのたもうたのだった.  そして、雪は降らなかった.  

 何とまあ現実離れした天気予報だろう. 実際の天気が予想と異なり急変しているのに NHKの
ゆうどきネットワークは それを無視し、既定方針のまま放映しているのである. 民放のお天気
キャスターがもう降らないと報じてから2時間も経っているのに、NHKのお天気キャスター
やアナウンサーは、今から降ります、だなんてしらばくれているのである.        
 実は このお天気キャスターは前日、明日の夜は大雪だから早めに帰宅した方が良い!、と
断言していた手前、大幅な訂正を避けたかったのだろう. 自分の面子が第一で、顧客サービス
は二の次といったところだ. この東京発の番組はこのあと 金曜から日曜日までお休みなので、
視聴者は文句も言えないのである.                            

 いずれにせよ、こんな官僚的な体質が続けば、視聴者は受信料を嫌々払いながらも、NHKの
番組を段々見なくなるだろう.かってはNHKも公共放送としての自覚を多少は持っていたと思う.
しかし、6,500億円という莫大な受信料にぬくぬく浸って太り続けるNHKは、今や 官僚体質とい
うより、官僚組織そのものに変貌しつつあるのかも知れない.                

 


写真引用先 NHKゆうどきネットワークそのほか

<参考文献>
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B4%B1%CE%BD%C2%CE%BC%C1 官僚体質とは - はてなキーワード

                 
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