part.5 口内炎の自己治療;焼酎うがいで楽しく治療

 最初の体験                             
 何年か前、午後になってから下側の犬歯の根元が痛み出した。触ってみると
ぐらぐらして、歯茎の裏側が腫れているようだ。朝食の時、一瞬噛み合わせが
逆になり、歯が傾いて歯根に雑菌が入ったのが原因らしい。        
 時間が経つにつれて、痛みが酷くなり 夕食は殆ど噛まず、飲み込むように
して食べた。さて、医者は閉まってるし 薬もないし、どうしよう。    

 思い余って、酒で消毒してみることにした。 さて、ウィスキー?焼酎?
 とりあえず、飲みかけの宮崎産麦焼酎友人からのプレゼントの銘品だが、
背に腹は代えられない。おちょこに3分の1ほど入れて口に含んだ。   
 一瞬、強い刺激があったが 口をすぼめて患部を浸した。見る見るうちに
唾液が溢れ出たので、口をすすいでから吐き出した。          
 爽やかな美味が口中に広がり、これなら直る!と確信した。念のため、もう
一度 焼酎をおちょこに3分の1注ぎ、口に含んで消毒した。       
 寝るまでに2、3回消毒したが、効果はてきめんだった。寝付く頃には痛み
が少し和らいだ。夜中 目覚めた時も消毒を繰り替えした結果、起床するころ
には痛みが弱くなり、日中 消毒を繰り返し、夕方には腫もほぼ引いた。  

 焼酎うがいには 予想以上の効果があった。 そして、品質が良い酒は殺菌
効果も高く まさに酒は百薬の長だと納得。ただ品質の良い酒は味も良いので
うっかり飲み込んでしまうことが間々あるのが欠点だ、などと思ったり・・・

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 二度目の体験                            
 ところが、1年ほど経ち こんな楽観論がふっとぶような事態が起こった。
今度は上側の犬歯の根元が痛み出した。事情があって 暫くの間 噛み合わせ
相手の差し歯を睡眠中外していたので 多少抜け落ちて痛み出したらしい。 

                        
 今度も焼酎で治療しようと スーパーの売り場に出かけて 焼酎を物色した。 
しかし、昔は焼酎の度数がたいてい35度くらいだったのに、最近は 20前後の
焼酎しかないのに気がついた。仕方なく、25度のを買って帰った。      

 早速うがい消毒を始めたが、何となく効き目が悪い。うがいをした瞬間は痛みが
和らぐのだが、すぐ戻ってしまうのだ。上側の歯だから、仰向けに寝て 首をのけ
ぞるようにして焼酎で患部を浸すのだが、度数のせいか消毒効果が少ないようだ。

 そこで、手元にある度数35のウィスキーに変えてみた。しかしウィスキーはコク
があり過ぎて、うがいにの後に口中に何か残るようで気になる。なので、もう一度
スーパに行きなおして 度数35のホワイトリカーを購入した。         

 結局、前回は ほぼ1日で勝負がついたのに、今回は化膿も進行し、治癒にほぼ
3日近くを要した。治療の初期に用いた焼酎の 度数が低かったせいだろう。  
 ちなみに、前回の消毒に使った宮崎の名酒の度数は40であった。      
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 焼酎うがいのポイント                         
 1回目と2回目で 治癒までの時間に大きな差があったのは、焼酎の度数の差、
とりわけ、初期治療での度数の差と推定し、アルコール度数と殺菌力の関係を調べ
てみた。下の表が、その一例である。                    
                  
表 アルコール濃度と殺菌力(雑菌残存率)の関係
        引用先:http://www.kws.jp/news/new_skin-28.html 協和商会



   この表から分かるように、アルコール濃度と殺菌力には明確な相関があり、濃度
が低いと殺菌力がほとんどないことが分かる。とくに口中うがいであることを考慮
すれば、殺菌時間は数秒から せいぜい10秒前後であり、アルコール度数が30
以下では殺菌に期待できず、やはり40以上の度数が望ましい。        
 一方,度数70以上のアルコールは蛋白質を壊するとされているので、望ましい
度数は 表に黄色で示した40から60の範囲だと言えよう。         

 なお、今回の経験的に得た焼酎うがいのポイントは、以下の通り。   
1)酒類は、度数40〜60の、質の良い焼酎。            
        45度以上はない?(参考文献 参照)        
2)まず、口中を水でよく漱ぐ。                   
3)小さなおちょこに3分の1程度の焼酎を口に含み、患部を浸す。   
4)唾液が溢れてきたら、口中をすすいで吐き出す。          
5)以上を、1〜2回繰り返す。                   
  仮に1回の滅菌率が50%でも、2回で75%、3回で82%    
6)以上の消毒を、症状に応じて 23時間置きに実行する。      
7)消毒は、なるべく病気の初期段階から実施した方が効果的である。  

 要は,強いアルコールで一気に滅菌するのではなく、自分の抵抗力をベースに
アルコールの力も借りながら徐々に滅菌する、いわば身体にも優しい消毒方法で
ある点が、焼酎うがいの優れた特長だ言える。               


<参考文献>
http://www.kws.jp/news/new_skin-28.html
協和商会 アルコールの殺菌効果は何パーセントが良いか
http://www.rakuten.ne.jp/gold/higohigo/category/item-dosuu.html
度数の高い焼酎の商品一覧  35から45度 

http://okwave.jp/qa/q5701398.html
お酒で消毒できるか?  
アルコール度数70度が一番殺菌効果があり、それ以上だと皮膚のタンパクが
凝固して効果が薄く、それ以下だと時間がかかります。         
70度の酒って、スピリタス(97度)とかレモンハートデメララ(75度)位か。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1125486066
yahoo知恵袋 焼酎で、うがいをするのは、効果的でしょうか?   
洗い流すということでは無いとはいえません. 水でも同じです.  
アルコールの殺菌効果を期待するなら80%のアルコール濃度が必要です.
こんなもんではうがいも出来ないでしょう.            


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