part.6 肥厚性鼻炎の自己治療:睡眠時の口マスクで症状軽減

 鼻詰まりは辛いもの                         
 若い頃から肥厚性鼻炎に悩ませられ続けていた。要するに鼻づまりである。
自然と口呼吸になる。意識して鼻呼吸をすると「息を切らせているみたいだ」
などとからかわれたりする。                      

 だから、鼻炎用の点鼻薬が手放せなかった。例えばクラシックコンサートや
映画鑑賞、開演前に点鼻し、近隣の席に呼吸音が聞こえないよう息を潜める。
 就寝時も、鼻づまりが酷いときは鼻骨を中心に鼻マッサージ、それでも解消
しない時は、やはり点鼻薬を使う。それでも夜中に効き目がなくなると、無様
に口を開いていびきをかいているらしく、目が覚めると口内がカラカラになり
いがらっぽい。点鼻薬は即効性があるが、効果が消えた後はかえって鼻詰まり
が酷くなるるので頻用は避けているのだが・・・・・。          

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 入院に備えて口マスク実行                      
 訳があって3週間ほど入院することになった。むろん一番安い4人部屋だ。
さあ困った。手術も嫌だが、近隣の患者さんに ガアガアといびきを聞かせる
のはもっと嫌だ。どうしよう?                     

 思いあまって以前から考えていた「口マスク」を実行してみることにした。
インターネットで調べると、マウスマスクやマウステープなど、色々な製品が
あるようだ。長期使用を考えるとテープ類はいささか抵抗を感じるので矢張り
マスクということになる。そして、市販の口マスクの典型的なモデルが図6.1
の左側のタイプである。しっかりとしているが高そうだなあ。       
 もう少し簡易な方法はないかなあ?                  
と言うことで思いついたのが、ガーゼマスクをはめ、その上に安価な使い捨て
マスクを着用する方法である。これが図6.1の右側で、肌触りの良いガーゼマ
スクは洗濯すれば何回でも使えて経済的であり、現在も採用している。   


図6.1 口マスクの実例

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 口マスクの実践と効果                      
 簡易口マスクのお陰で入院中無様な鼾をかかずに済んだ(と思っている)。
そして、その後1年の継続使用で、口マスクには驚くほどの効果があることを
身を以て体験したので、使用上のコツを含めてご紹介したい。       

 効果について                            
 まず はっきりしているのは、夜中に口をゆがめて鼾をかくことがほとんど
なくなったという点だ。そして、日中の呼吸モードも口呼吸ベースから鼻呼吸
ベースに変化した。                          
 滅多に鼻詰まりしないので、点鼻薬は不要になった。クラシックコンサート
も近隣に気を使わず、ゆっくりと楽しめるようになった。幸せなことだ。  
 持病の肥厚性鼻炎が完全に治癒したわけではないと思うが、症状的には時々
だだをこねられる程度で苦痛は軽微である。               

 口マスク使用のコツ                            
 一晩中着用するのだから、耳ひもはゆるめにすること。 最初はずれるのが
心配になるが、慣れるとあまりずれなくなる。              
 大切なのは、就寝時マスクを着用した後、歯をしっかり噛み合わせることで
ある。これは、鼻呼吸への意識作りに重要なコツであり、慣れてくると自然に
できるようになる。そうなるとしめたもので、日中でも歯の噛み合わせをきち
んとして鼻呼吸をしている自分に気がつくことだろう。          

 まとめ                               
 いずれにせよ、根気よく続ける事が大切である。最初のうちは夜中にマスク
が外れたり、自分で無意識に外してしまうこともあるだろう。しかし、その内
に効果がはっきり自覚できると思う。そうなると暑い夏はガーゼマスクだけで
乗り切り事も可能になる。                       
 自分と同じ悩みを持つ人は、口マスクをぜひ試みてほしいと思う。    


<参考文献>
http://rakuoka.exblog.jp/16713104 寝るときは、口だけシルクのマスクで風邪予防
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/tag/tags.php?tag =口呼吸%2Cガーゼマスク
鼻呼吸で病気を防ぐ  「口呼吸」は細菌に無防備 意識して口を閉じる  夜は湿ったマスクを
睡眠時には、薬局などで売っている紙製の粘着テープを使う方法がある。
閉じた唇の上にテープを縦に1本、または逆「ハ」の字形に2本張る。鼻呼吸しやすいよう、
鼻孔や鼻腔を広げる市販の器具を使うのも効果的。苦しい時、すぐはがせるよう、
テープを横に張ったり、粘着力の強いテープを使うことは避ける。
マスクをぬるま湯などに浸したうえで適当なところで外側に折り返し、
鼻は出して口だけ覆って寝る、という方法もある。鼻呼吸はお金も時間も
かからない手軽な健康法。体に不調を感じている人は早速試してみてはいかが。
http://imask.biz/  口呼吸ストップ/いびき軽減 イムニタス・マスク
     

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