多発する通学路事故の真の責任者は誰?
危険な白線通学路を放置する文科省や国交省

毎日のように起こる通学路の交通事故

そのたびに 新聞やテレビは 同じパターンの報道を繰り返す          
  「事故原因は ドライバーの無謀(不注意・わき見・ぼんやり)運転だ   
      これを機に われわれは いっそうの安全運転を心がけなければならない」


はてはて? そんなことで 通学路の交通事故が なくなるのだろうか?
事故の原因や責任は 本当にドライバーのみに 帰すべきなのだろうか?



そもそも 通学路って どんな道?
そりゃあ 5歳6歳の子供が毎日通わなければならない道だもの
ガードレールや縁石で 車道ときちんと区別された 安全な歩道だろう?

いやいや、この国でそんなことを言ったら 笑われるよ
なんせ 路肩に白線を1本引けば たちまち通学路が出来上がる 魔法の国だから
.............!?
冗談はさておき 痛ましい事故が起こるのは たいていこんな白線通学路だ
下の写真は 最近事故が起こった 亀岡、館山、古河、岡崎の通学路だけれど
どれを見ても歩道らしきものはなく 路肩に白線が一本引いてあるだけ
白線が交通安全のおまじない? それが この国の通学路の実態だ



通学路事故現場; 写真引用先 http://kiyotan.info/
               危険な通学路がいっぱい(ネットサーファー"K" ミニレポート)

むろん 事故の直接原因は悪質な運転だから

量刑を重くして自覚を促すべきだ って意見が出るのも 無理はない
しかし そんなことをしたって 通学路の事故は減らないだろう

この国では 法定速度を遵守しているドライバーなんか 一人もいないのだ
要するに 誰もが 多かれ少なかれ悪質な運転をするし 運転ミスもする
白線を引いただけの通学路なら いずれ事故が発生し 死傷者も出るだろう
それを裏付けるのが 以下に述べる事実だ

事実 毎日50人の子供が 登下校時に死傷している

という事実を みなさんはご存知だろうか?
この数字は 誇張されたものではなく むしろ拾え目な数字なのだ
もちろん 毎日といっても通学日だけだけど、驚くべき数字だよねえ?

下のグラフから分かるように 小中学生の歩行事故の4割は    
          登下校時に起こっていて 何と年間6千人だよ
それ以外に 自転車通学の中学生が 年間4千人以上も死傷しているんだよ
合計1万人、年間の通学日を200日とすれば 毎日50人だということになる
そのほかにも 自転車通学の高校生が 通学路で大勢死傷しているのだ

要するに 通学路と車道との間には バリアーが不可欠なのだ
白線通学路を放置していることが 大問題なのだ



毎日のように起こる通学路の交通事故

そのたびに 文科省や教育委員会は 同じ内容の通達を繰り返す         
通学路を再点検し危険個所を把握し父兄や児童に周知すると ともに   
       警察や父兄の協力を得て 児童への交通安全教育を徹底すること」


自分たちの責任を棚に上げて よく言えたものだと思うよ

通学路の現状を 例えて言えば

オオカミが出るかも知れない道に 子供を送り出すようなものだ
ある日オオカミが現れて子供を襲い オオカミを退治しろと 大騒ぎになる
しかし、オオカミも悪いが そんな危険な道を歩けと言う方が もっと悪いのだ

車に対し 全く無防備な白線通学路で 交通事故が起こらぬはずがない
このような危険な環境の中に毎日子供達をさらしているかぎり
通学路事故の真の責任者は 文科省や国交省を筆頭とする行政機関である
と断言せざるを得ないのだ

120604 記



参考文献:
http://netsurfer-k.info/ 危険な通学路がいっぱい(ネットサーファー"K" ミニレポート)  
2)http://www.saitama-np.co.jp/news04/25/09.html  通学路の安全徹底、県教委などが通知 
3)http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h22kou_haku/gaiyo/genkyo/h1b1s1.html    
内閣府 交通安全白書 H21道路交通事故の動向                  


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