腋臭(わきが)の人は みにくいアヒルの子 120715  
    前編「世界の主流はワキガ人」

アンデルセンの童話「みにくいアヒルの子」って 有名ですよね

本当は 美しい白鳥の子供なんだけど             
 間違って アヒルが住んでいる池で生まれたばっかりに
        「なんて みに くいアヒルの子だろう」と虐められ続けた、あの話

アヒルって どうしてこんなに無知蒙昧で 了見が狭いんだろう  
                       って、軽蔑したくなりますよねえ


http://www.eventyrteatret.dk/billeder/より引用


ところで、この童話と同じようなな偏見と意地悪が        
      「腋臭の人」と「腋臭ではない人」との関係」に当てはまるのです

ご承知のように、日本では 腋臭の人は少数派ですが
多数派の中には 腋臭の人を 本能的に嫌って 避ける人がいますよね
だから、腋臭であるがために 必要以上に思い悩む人も少なくありません
しかし、腋臭を嫌ったり 嗤ったりするのは とっても無知で偏狭な行為なのです

私に言わせれば
腋臭を差別する人たちは 実は 無知蒙昧なアヒル であって     
      腋臭の人こそが みにくいアヒルの子、つまり白鳥である

ということに なるのです

なぜ そうなのか?  それは、2つの根拠があるからです

1つ目は、世界の大勢がワキガ人で ワキガでないのは少数派だからです       
後で述べるように、欧州も豪州もアメリカもアフリカも みんな腋臭が普通です
だから 腋臭が嫌いで 腋臭が主流の諸外国の人たちと付き合えないような人は
せせこましい世界観や人生観しか持てない 池の中のアヒルと同じです

2つ目は、腋臭は縄文人の体質であり これを縄文人から引き継いだ人こそが    
              実は、日本人のアイデンティなのだ ということです
最近の研究から、日本人には 縄文の血が強く残っていること が分かっており
縄文人こそが 弥生文化を同化していった日本のルーツとする説が有力になっています

だから縄文人特有の腋臭を嗤うのは 日本人のルーツを嫌うのと本質的に同じで
  歴史観や科学知識のない、無知なアヒルと同じことだと言えるでしょう

これら2つの根拠のうち
ここでは1つ目について説明し 2つ目については 後編でお話ししようと思います




さて 汗には2種類ある ということは ご存知だと思います    
     身体全体に分布するエクリン腺 という汗腺から分泌される汗と
       脇下などの毛穴にあるアポクリン腺 という汗腺から分泌される汗

そして 体温調節を目的とするエクリン腺の汗が 殆ど水分であるのに対し
個体識別のための匂いを出すのが目的の アポクリン腺の汗は      
     成分が濃く、発汗後 細菌で分解されて独特の匂いが発生します

ですから
アポクリン腺が発達した人ほど匂いが強いので 腋臭と言われているのです



アポクリン腺とエクリン腺
引用先:http://www.ozaki-clinic.com/case/odor/whatisodor.html

ところで 日本人の15%前後が腋臭だ と言われていますから   
      ひょっとすると あなた自身 腋臭かも知れませんよね
あわてて脇の下を嗅いでも 弱い腋臭なら 自分では分かりませんよ

じゃあ どうすれば分かるのでしょうか?
  自分が腋臭体質なのかどうか? の見分け方は とても簡単です
  耳垢(みみあか)が乾いているか湿っているかを調べれば良いのです
      
というのは、アポクリン腺が多い人は 耳の中にもアポクリン腺があるので
そこから分泌される汗によって 耳垢が湿って、いわゆる飴耳になるのです
逆に アポクリン腺がない人 の耳垢は かさかさなので 粉耳といわれます

端的に言えば
「湿性耳垢の人は腋臭」で「乾性耳垢の人は腋臭ではない」
ということなのです

ですから 日本で腋臭が少数派と言うことは
「日本では、湿性耳垢の人が少なく 多くの人は乾性耳垢である」
と言うことになります



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それでは、
世界的には 湿性耳垢と乾性耳垢の どちらが多いのでしょうか?
そして 日本列島では なぜ湿性耳垢が少ないのでしょうか?  

約10万年前 アフリカ大陸東部に 端を発した人類共通の祖先は       
進化を続けながら 数万年前には 下図の4つの人種に分化しました      

  1)アフリカ大陸中南部を中心としたコンゴイド(黒色系の人種)    
  2)欧州から中近東にかけての コーカサイド(白色系・褐色系の人種) 
  3)南アジアから豪州にかけてのオーストラロイド(黄褐色系の人種)  
  4)アジアおよび南北アメリカ大陸のモンゴロイド(黄色系の人種)   

そして その当時、人類は全て「湿性耳垢」つまり「腋臭」でした


引用先:http://www5b.biglobe.ne.jp/〜(半角)val/academics/
europa_asia/culturel_theory.htm 人種分布研究


ところが 1、2万年前の氷河期
モンゴルからシベリア一帯に閉じ込められたモンゴロイドの一部に
寒冷乾燥適応の突然変異をした人種、新モンゴロイドが誕生しました

彼らは従来のモンゴロイド(古モンゴロイド)とは異なり
体毛は薄く 目は一重で細く 顔つきが平板で 手足は短めでした
そして、寒冷対応のためか何と「乾性耳垢」に変身していた のです

1万年ほど前に氷河期が終わり、気候の温暖化が進むと
新モンゴロイドは、人口を増やしながら南下、華北から華南や朝鮮半島へ
さらに 東南アジアからオセアニア、シベリアから北南米に移住しました
つまり、乾性耳垢が地球規模で拡大していったのです

その様子を耳垢の分布率で示したのが下図で、              
アフリカ大陸を除く ほとんどの地域に乾性耳垢が広まったことが分かります
  とくに 中国、朝鮮半島、日本列島などは 乾性耳垢が主流になりました

余談になりますが
日本では、新モンゴロイドを弥生人、古来の人たちを縄文人 と呼びます
この 弥生人と縄文人の葛藤と同化については 次回 説明する予定です


引用先:http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/12niikawa/index.htmlほか
(長崎大学大学院 新川詔夫教授による調査)

さて 本題に戻りますが、15世紀頃の 植民地時代の到来で、様相が一変します
湿性耳垢主流の白人や黒人が 南北アメリカ大陸、豪州やシベリアに移住したため
世界の多くの国や地域が 湿性耳垢主流に変貌してしまうのです

その様子を示したのが 下の図で
乾性耳垢が主流の国は、東アジアなど 一部の国や地域だけとなりました
言い替えると
世界の主流は湿性耳垢、つまり腋臭だということになりました


引用先:http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/12niikawa/index.htmlほか
(長崎大学大学院 新川詔夫教授による調査)

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ご理解いただけたと思いますが
腋臭が主流の世界を知りもせず 狭い日本の中で腋臭を嗤うのは
みにくいアヒルの子を嗤う 無知蒙昧なアヒルと同じことですよね 

そのような人は 腋臭が主流の欧米諸国の人達と まともに付き合えないような
せせこましい世界観のまま 狭い池の中で一生を終えるのでしょうね



http://www.eventyrteatret.dk/billeder/より引用


ところで、もし あなたが湿性耳垢である としたならば
あなたは 白鳥としてのプライドと品位を保って生きるべきです

しかし 日本という せせこましいアヒルの池で暮らす限りは
白鳥とはいえ アヒルと 仲良く付き合うための処世術 が不可欠でしょう

それには 欧米人の生活態度が参考になるかも知れません
欧米人は大半が腋臭なので それ自体は人間の当然の性質として気にしません

しかし 彼らは 日本人よりも文化や教養レベルが高いので
腋臭にも程度の差があり 不快に思う人がいることも よく知っています

欧米で香水が発達し 紳士淑女の常識になっているのは このためです
また、欧米人は寝起きや外出前にできるだけシャワーをし デオドランドします
他人に不快感を与えまいとする 公徳心の現れでもありましょう

我々も 汗をかいたら すぐに拭きとりなど 身奇麗にしましょう
汗をかいた衣服は、下着だけでなく 時には上着も洗濯しましょう
なんせ 小うるさいアヒルだらけの せせこましい池にいるのですから
物わかりの悪い彼らに つべこべ言わせないことが肝要です




さて、腋臭が世界の大勢であることを根拠に
日本で肩身を狭くしている腋臭の人こそが             
     本当は みにくいアヒルの子、つまり白鳥だと述べましたが

それだけではなく 最初に述べたように もう一つ大切な根拠があるのです

考えて見てもください
もし 新モンゴロイドが 中国から朝鮮半島を経て日本に渡って来ただけなのなら
日本人は、中国や朝鮮の人々と 人種的に似通っているはずですよね
少なくとも 乾性耳垢が圧倒的に多いという 共通点があるのですから

しかし 最近の遺伝子生物学の研究から
日本人は、中国人や朝鮮人と全く異なる人種であることが分かっています
これは いったい どういうことなのでしょうか?

しかも 湿性耳垢の人こそが 日本人のアイデンティティーであり
言い替えれば 日本人らしい日本人であること が分かってきました
この点からも 腋臭の日本人は みにくいアヒルの子 だと言えるのです

後編では
このような 日本人の起源と成立の問題について報告する予定です




120715      
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<参考文献>  アポクリン腺 エクリン腺 など
http://www.ozaki-clinic.com/case/odor/whatisodor.html
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=127590
http://kireinasuasi.web.fc2.com/sub3.html

耳垢について
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/12niikawa/index.html
http://www.3330.jp/cerumen2.htm
http://www1.ocn.ne.jp/〜(半角の)kenspage/karadanoshikumi/
karadanoshikumi_hataraki03.htm
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-b987.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1419351339

人種について
http://www5b.biglobe.ne.jp/〜val/academics/europa_asia/culturel_theory.htm
http://wakiga007.blog.so-net.ne.jp/2010-11-18-1
http://www.nihonbashi-ps.jp/hyperhidrosis.html
http://www.kahaku.go.jp/special/past/kao-ten/kao/jomon/jomon-f.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/縄文人
http://ja.wikipedia.org/wiki/人種
http://joumon-juku.com/joumon_vs_yayoi/index.html

外国人とわきがについて
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1360653023
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1460338924
http://mimizun.com/log/2ch/geino/1000645276/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1460338924http://
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1360653023